ミュシャ展

今日は有給消化で休みだったので国立新美術館のミュシャ展を見に行きました。
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平日の午前中なのにチケット売り場に行列
ミュシャ展と同じく開催中の草間彌生の展示の目当ての人もいたようです。
建物の前の木に巻かれた水玉模様の布も草間彌生の作品。
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今回のミュシャ展の注目は「スラヴ叙事詩」です。
去年プラハに行った時にミュシャ美術館や大聖堂のステンドグラスで作品を見ましたが、期間限定で市内の宮殿で展示されていたスラヴ叙事詩は見ていませんでした。
国外に出すのは今回初めてだそうです。
東欧のスラヴ民族の歴史と祖国愛を表現した作品なのに時代の流れの中でチェコ国内でも長らくあまり注目されていなかったそうですが、晩年のミュシャが長年かけて描いた連作で、1つの絵が5-10メートル近い巨大な作品なので、国外に持ち出すのも大変だったことでしょう(^^;
(キャンバスをはがして丸めて持ってきたんでしょうか??)

チケット売り場は並んでいましたが、展示室の中はそんなに混雑していませんでした。
なんせ巨大な絵なので、通常の展示みたいに壁際の絵の前に張り付いて見ているのではなく、分散して離れて見ているせいもあるのでしょうが(^^;

まず大きさに圧倒されました。こんなの下絵描くだけでも大変だろうな
他民族の侵略や宗教戦争といった暗いテーマもあるので、華やかな女性や花の絵というアール・ヌーヴォーのミュシャの作品とは少し雰囲気が異なりますが、暗い色でも淡い感じや幻想的な雰囲気が良かったです。
ミュシャの作品はポスターや商品パッケージなどに使われ、一般の人にも手にいれやすい芸術として普及したようですが、晩年に手がけたのが単に美しい女性や商業利用のものではなく、このスラヴ叙事詩だったのは、ミュシャの祖国愛と民族の誇りの深さをよく表していると思います。
(しかし残念ながらチェコがナチスに支配された時にミュシャはゲシュタポに拘束された後に亡くなっています)

一部写真撮影が許可されていました。

イヴァンチッツェの兄弟団学校
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聖アトス山
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スラヴ菩提樹の下でのオムラディナの誓い
未完成の作品で顔がのっぺらぼうのままの人物がいます
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ロシアの農奴制廃止
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スラヴ讃歌
青、赤、黒、黄色の4色で暗黒の時代や文化が花開いた時代などそれぞれの時代が描かれています
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スラヴ叙事詩の他にもフランスの女優サラ・ベルナールのポスターなどアール・ヌーヴォー様式で成功した時代の作品がありました。
プラハのミュシャ美術館で見たものが大半でしたが、これはリトグラフ(印刷の一種)なので一点ものの油絵と違って複数あるわけです(^^;
なぜか堺市所属のものが多かったのでなぜかと思って調べたら堺市にミュシャの美術館があるそうです。

展示室よりも売店の混雑がすごくて絵葉書買うのにすごい並んだなー(@@;
欲しかった絵のものが売り切れだったのかなくて残念。
でも帰りに寄った本屋でスラヴ叙事詩も掲載されたミュシャのムック本を見つけて買いました。

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