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zoom RSS マリー・アントワネット

<<   作成日時 : 2017/10/12 22:25   >>

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シュテファン・ツヴァイク「マリー・アントワネット」

フランス革命で断頭台に消えた王妃マリー・アントワネットの伝記小説。
マリー・アントワネット、母親であるマリア・テレジア、恋人のフェルゼンなどの手紙(偽物だったり改ざんされているものが出回っていたらしいが)など残されている記録をもとにしているので内容は結構正確なんだと思う。
しかし作者がその時代に生きていたわけではないので、想像の域を出ない部分もあるだろうけど、世の中では「悪女」として捉えられていることが多いマリー・アントワネットの「真の姿」(良くも悪くも)に迫っていると思う。
浪費家で勉強嫌いで高慢で、でも子供のことを気にかけていて・・・
そして優柔不断で「王らしくない」ルイ16世のことも。
ルイ16世が性的機能不全でなかなか子供ができなかったことまで細かく書いてある。

「首飾り事件」など歴史的なことがこと細かく書いてあるので、この時代のフランス王家について知りたい人には面白いと思う。
でもよほど好きじゃないと正直言って長くて結構だるいかも(汗)

恋人だったスウェーデン貴族フェルゼンとの関係は、まさに恋愛小説のネタになりそうなドラマティックな展開にもできただろうけど、そこは一応「伝記」なので必要以上にロマンティックには書かれていない。

浪費家で庶民のことなんか考えもしなかった王妃に腹をたてるのはわからんでもないが、根拠のない悪い噂を流されたり、最後にギロチンで処刑されて死体をさらされたのはさすがにやりすぎでかわいそう。
オーストリアから嫁いできて、王妃になった時のはなやかな生活と囚われの身になって裁判にかけられているとき(40歳にもなっていないのに老女のような姿になっていたらしい)の惨めな様子の対比がなんとも・・・
血なまぐさい歴史です。

ちなみに「パンがなければお菓子を食べればいいじゃない」なんていう名言(?)は実際には彼女の言った言葉ではないそうな。
(悪女に仕立てるための中傷やデマみたいなもの)

ヴェルサイユのプチトリアノン宮殿
マリー・アントワネットが住んでいた部屋
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マリー・アントワネットが幽閉されていたコンシェルジュリ
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