ローズの秘密の頁

先週末に見た映画。

「ローズの秘密の頁(ページ)」(2016年アイルランド)

なんの予備知識もなく見始めて、イギリスの映画?と思ったらアイルランドでした。
映像が美しい。ちょっと雰囲気がドラマの「刑事モース」に似てる。

1940年代の戦時中から50年間精神病院に入っている老女。
病院が閉鎖され、他の施設に移される前に精神科医が状態を再評価することになる。
聖書のページに書き綴った日記を見せ、「私は子供を殺していない」というローズ。
彼女の話が気になった精神科医は調査を始める。

第二次世界大戦中のアイルランドの片田舎で親戚のホテルを手伝っていたローズ。
厳格なカトリックの気風の町で男をそそのかしていると因縁をつけられ居場所をなくし、一人で森の小屋の中で暮らしていると、イギリス空軍のパイロットになっていた町の青年マイケルがパラシュートで落下してきて助ける。
イギリス軍に入って戦っているのが周りの人からは「裏切り者」と思われているので、ローズはマイケルを助けて小屋の中にかくまう。
やがて二人はプロテスタントの教会で結婚する。
イギリス対アイルランド、カトリック対プロテスタントというアイルランド特有の対立はかなり深刻なものらしく、マイケルは町の男たち(IRAみたいな奴ら)に見つかって襲われ、ローズは未婚なのに男と暮らしている色情狂だというカトリック神父の主張で精神病院に強制的に入れられてしまう。
ここからの扱いはとにかくひどい、かわいそう(TT)
ローズは妊娠していて、周りからは「神父の子供を身篭っている」とあらぬ噂を立てられ、生まれた子供が取り上げられると知ったローズは施設から逃亡、海に飛び込んでたどり着いた岸辺で出産。
そこで子供を殺したということになっていたが実際は・・・?

とにかく不幸すぎてかわいそう(TT)
「いつか息子が迎えにきてくれるのを待っている」というのだが、もしや・・・と思ったオチが当たっていてびっくり。
50年間も精神病院に入れられていて最後に救われてよかった。ラストは美しく泣ける場面でした・・・
それにしてもあの神父はローズに気があったけど自分のものにはできないから、嫌がらせのように嘘の主張で病院に閉じ込めたりしたのか?
それだけ神父の言うことは絶対という宗教の強さなのか?あの神父は絶対地獄に落ちるな・・・

暗いけど美しい映像でじんわりくる話。
ピアノの「月光」のメロディがもの悲しくマッチしてたな。

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