インスマスの影

H.P.ラヴクラフト「インスマスの影 クトゥルー神話傑作選」

ファンタジー、SF、ホラー系のゲームや漫画などの様々なメディアで「クトゥルー神話」なるものがよく出てくるらしい。
19世紀後半のアメリカの怪奇小説をかいたH.P.ラヴクラフトの作品の中で「クトゥルー(Cthuluhというスペルで、もちろん造語なので実際の発音はよく分からないらしい)」なる邪神が創作されたのが始まりで、その世界観がどのように後の創作の世界の世界に影響を与えたのか・・・という番組を以前に見ました。
私はゲームもアメコミみたいな漫画も疎いのでどんなものかと思って読んでみました。
クトゥルーという言葉はスティーヴン・キングの短編に出てきたのを見たような覚えもあります。

神話と言っても特定の宗教はどこかの国に関係あるのではなく、全くフィクションです。
アメリカ東部の魔女狩りの暗い歴史や古いヨーロッパ的な街並みが残る街が舞台になっているのが、不気味さを追加しているのでしょうか。
太古の地球を支配していた謎の異形の怪物が現代に蘇り、人間にのりうつったりして奇妙な事件が起こる・・というような物語。
SFに置き換えたら宇宙からエイリアンがやってきて地球を支配するという感じか?
異形の怪物の描写は触手があったりして、とにかく気持ち悪くて不気味なもの。
イカタコ星人みたいなもんですかね(汗)

J.R.R.トールキンの「指輪物語」などの世界も作者が創作した神話の世界みたいなものですが、トールキンの物語がエルフや魔法使いが活躍する夢のあるファンタジー(悪者も出てくるけど)である一方で、クトゥルー神話はとにかくドロドロした気持ち悪い怪物だらけのダークサイドのファンタジーということころでしょうか。
トールキンも造語をたくさん生み出していますが、ラヴクラフトも独自の造語を作っています。

その中の代表作「インスマスの影」は、寂れた港町に住む、奇形のような姿の住民と海の底に眠る謎の生き物との関係を描いたもの。
半魚人みたいなもの?

「ダンウィッチの怪」、「異次元の世界」もなかなか面白かった。

なんとも説明しにくい(^^;
ホラー・怪奇小説好きなら楽しめると思います。

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